吸血鬼伝説と童話の世界が混在するルーマニア。とんがり屋根のほっこり木造教会から、まるで絵画の世界のようなフォトジェニックな風景まで、そこにはオトナ女子のココロをくすぐる様々な仕掛けがありました。
ワクワクするニャ!
そもそもルーマニアを選んだきっかけはというと、
円安の今、欧州の中でも、
比較的お得気分を味わえるんじゃないかと思ったんだよね。
欧州旅行といえばパリ・ミラノなど主要都市が浮かびますが、円高の今、渡航費用も嵩みますし躊躇しますよね。でもちょっと待って!東欧だったら食事もワインも美味しそうだし物価も少し安そうじゃない?そう思って調べてみたらドンピシャ!中でもルーマニア!見どころもたくさんあるしいいんじゃない?ということで行ってきました。
旅の計画
まずは旅の計画。ドラキュラ城はもちろん、世界遺産の教会も見たいんだけど、なんといってもウクライナの国境に近い、「マラムレシュ」というところにいきたかったのです。この地方は昔ながらの伝統的な暮らしをしている人々(いわゆるスローライフってやつですね)が住んでおり、それはそれはフォトジェニック!もう完全におとぎの世界に没入です。
が、しかし、、、行きたい場所はいろんなエリアを跨いでいて、グーグルマップにチェックを入れて唖然・・・
滞在は6日なのにどうやってまわるんだ?初心者妙齢女子2名、電車とバスの乗り継ぎは過酷すぎて無理でございます。
車で行くしかないな、ということになったんだけどね・・・
免許ないニャン
ルーマニアは情報が少ない
そもそもネット上にあまり情報がなくて、ガイドブックも限られているルーマニア。
そんなとき頼りになるのはやっぱり「地球の歩き方」です♪
ホテルの紹介ページを見ていると、端っこに、「サムライ・ツアーズ個別旅行手配可能!」とあるではないですか!
早速連絡を取り、日本語で運転とガイドをしてくださることになりました。
サムライ・ツアーズは、ブラショフでカーサ・サムライというペンションを経営されている日本人の方が、要望にあわせてツアーを組み立ててくださり、同行していただけるため、とてもおすすめです!
ということで、まずはブラショフへ向かい、そこで待ち合わせすることになりました。
ルーマニア基本情報
少しだけ、旅の基本情報を書いておきますね。
ルーマニアの通貨は「レイ」です。
主要都市ではほとんどクレジットカードが使えます。
ただし、マラムレシュ村で村人から工芸品を買ったり、道端でハチミツを買うなど、
現金のみの場合も多いので「レイ」が必要になります。
ユーロは受け付けてくれないケースも多いです。
村でもキャッシュディスペンサーがありますが、できればRevolveなどで用意するのがレートがいいです。
日本からブカレストへはヨーロッパの主要都市で乗り換え、またはトルコ経由など。直行便はありません。
せっかくなら行きはトランジットだけにして帰りは経由地を満喫!というコースがおすすめです。行きたい都市を選べば2倍楽しめますよ!
今回はエールフランスで朝到着、ブカレスト行きタロム航空昼発という便を選びました。
トランジットも数時間なので楽ですね。
早速エールフランスのラウンジでシャワーも浴びて、朝からワインも飲んでゴキゲンです。
めっちゃ広いシャワールーム。アメニティはクラランスでアガります。
なぜかシャルドネは全部プュイ・フュイッセで、飲み過ぎました・・・
お初のタロム航空さん。機体はけっこう年季はいってましたw
ブカレスト、「アンリ・コアンダ空港」に到着!電車で北駅に移動します。
最近電車が開通して25分くらいです。以前はバス一択で1時間くらいかかったそうなので便利になりましたね。
北駅までは5レイなので日本円で170円くらい。安い!ホームの窓口でカードも使えました。
駅の構内も電車も新しいので快適です。
北駅から最初の目的地、ブラショフへと向かいます。
なんともシャビーな列車内・・・トランク置き場などないので椅子の上に。笑
強盗があったりするようなので、女子旅は特に要注意です!!!
約3時間!ブラショフに到着!
ようやく着きました!パリはトランジットだけだったので、1日が36時間くらいになってます。。。
ちなみにブラショフ駅はホームから長〜い階段(しかない)を降りて長〜い階段(しかない)を登ります。
重たいトランク持って女子には堪えます。涙
この日は夜で人も少なく、手伝ってくれる親切なルーマニアンもおらずでした。。。
さて!駅からバスで約5分ほどで本日のお宿へ!
アガるホテルで詳しくご紹介しますが、いきなりドラキュラが住んでそうなこのお屋敷が初日のお宿です。
めちゃ雰囲気ありまくりです。
荷解きを終えたところで・・・まずは腹ごしらえです!!ってそのまま寝ますけどねっ。
やっぱり伝統的なルーマニア料理でしょ!!ってことで、やってきました!レストラン・セルジアナ!
地元民と観光客で賑わっており、民族衣装でサーブしてくれます。
雰囲気のある入口。昔はワインセラーだったそうです。
ルーマニアの伝統料理たち。
このあと食べ続けて飽きますが(笑)・・・
パンはとうもろこしが練り込まれています。お通し的なもの。赤玉ネギ、めっちゃ辛かった。w
こちら所謂ロールキャベツ。付け合わせはポレンタです。
兎にも角にもスープです!!たまに当たりが出る(ちょー辛い)唐辛子付き。
齧りながら飲むそうですw
さてと、明日からの移動に備えて寝なきゃね!
おやすみにゃー